Snob Com の日記

~ 遺産相続で争う争族達 ~

《遺産相続》五度目の調停に行ってきました

今回が横浜家庭裁判所の最後の調停となります。

金融資産は殆どの払戻し手続きが完了して分配も済みましたが、株式の一部、新たに発見した銀行預金、信用金庫の出資金と未払い配当金がありこれらは未了となっています。担当しているのは継母の弁護士で、今年の4月から手続きをしているにも関わらず12月中旬の現在でもまだ払戻し手続きが完了していません。いくら何でも時間がかかり過ぎなので継母の弁護士がまた悪巧みをしている様に思えます。そんな事はさせまいと思い払戻し後の分配期日を裁判所の調書の調停条項に記載してもらいました。

遺産相続開始から既に2年以上経過していますが、余りにも時間がかかっている事にしびれを切らしてきたので、12月中に手続きと分配が済んでいなければ今度は私の方から裁判所に調停を申し立てようと思っています。

《遺産相続》四度目の調停に行ってきました

売りに出しているマンションの物件が2つとも売れました。無事に売買契約が完了しひと安心しています。

不動産の売買代金は、法定相続通りの配分でそれぞれの相続人に分配され、約2年前から始めた協議からようやく最初の遺産を手にする事となりました。

今回の調停ではその報告に加え、預貯金等の払戻金額など金融資産の進捗状況報告が中心でした。しかし一部の金融資産の払戻がまだ未完了なものがあり、次回の調停に持ち越しとなりました。

継母の弁護士から払戻金額の一覧表が送られてきましたが、取り仕切っているのが継母の弁護士なので、払戻された一時預り金の金額が正しいかどうかはわかりません。その証明として、金融機関から発行された「お支払いのご案内」もしくは「払戻金の受取銀行口座の入金明細」を開示する様、裁判所を通して求めました。

《遺産相続》三度目の調停に行ってきました

今回の調停では、不動産売却の進行がなかなか進まない事が中心でした。

自宅のマンションは売りに出していますが、相続人3人の所有物となっている為、私は残置物の撤去費用を相続人3人で出す事を主張しました。しかし継母がそれに同意せず自分は費用を一切出さないと主張してきました。今でも残置物が残ったままとなっており、残置物がある事で内見に来られた買主の方に不快に思われ、売れなくなってしまうのではないかと思ったので、私は業者に頼んで残置物の見積書を取得し、相手の代理人の弁護士2人に見積書を見てもらった上でこの金額で進めて良いかを尋ねました。金額に納得できない場合は、他の業者から見積書を取り直す必要がある為、相手の代理人の弁護士2人に回答を求めましたが、いつまで経っても何も返答がありませんでした。遅れている原因はいつもこの様なパターンなので、今回の調停では裁判所に上申書を提出し是正を促す様に申し立てました。調停委員の方の判断で撤去費用は相続人3人で3分の1ずつ出す事となり、その後の相手の代理人の弁護士2人は尻を叩かれた様に残置物の撤去を進める様になりました。

 

《遺産相続》不動産を売り出しました

そうこうしている内に不動産の売出が始まり、マンションの自宅と同じマンションで店舗貸している2つの物件を同時に売り出しました。

築42年の古いマンションですが、駅のすぐ近くでとても便利な周辺環境です。店舗貸している物件は、賃借人の方が購入される事が決まりました。

自宅の物件は、私が住んでいた家で過去に何度も雨漏りがありました。仲介業者にはこの事を詳細に伝えてありますが、旧建築基準法で建てられたマンションという事もあり、こちらが希望する価格で売るのは難しいと思います。

ここで問題が発生しました。自宅の物件は、残置物がそのまま残っており、誰がその処分をするのか。処分にかかった費用は誰が負担するのかで揉めています。と言うのも継母が納得せず残置物の処分費用を一切支払わないと言ってきたからです。継母の意見に対しては、残置物も相続遺産なので相続人3人で負担する事を主張し、自分と姉の2人で負担するものではないと反論しました。父の遺言が無いので法定相続人が財産を相続するのが一般的である為、相続人3人で費用を出して処分する事になると主張しましたが納得せず、結局来月の裁判所の調停で話し合う事となりました。

《遺産相続》私の弁護士が協議を放棄した

定期的に行っている代理人間協議で、私の弁護士が突然協議に参加する事を放棄しました。今後は協議に参加しないので、私自身が代理人との協議に参加してくれと言われました。理由を聞くと、本人から直接相手の弁護士に意思を伝えた方が間違いが無く、その方が良いからと言われました。

なぜ突然参加しないと言い出したのかは思い当たる節があります。今からちょうど一年前の5月に遺産分割協議書が相続人全員の承諾で成立し、その時に私の弁護士から言われたのは「後フォローは遺産分割協議書作成後の一年間まで」との事でした。他の相続人2人のそれぞれの弁護士も金融資産の分配と不動産の売出しを急ピッチで進めている様で、同様の理由の様に思えます。

これまで私の代理人として弁護士が相手との折衝をしていましたが、これからは自分でやらないとならなくなりました。実際に折衝してみると相手の弁護士との知識や経験は歴然とした差があり、正直かなり辛いです。弁護士を変えるのも費用がかかるし、かと言って裁判所の調停では、相手は弁護士ですから明らかに不利な立場に立たされるのでどうしたら良いか迷っています。

《遺産相続》二度目の調停に行ってきました

継母側が調停の申し立てを取り下げないので、横浜家庭裁判所へ二度目の調停に行きました。遺産分割協議書の内容変更はしないので、その後の手続方法を裁判所の調停で話し合う事になりましたが、私の弁護士は、「これからの手続方法を決める話し合いであれば本人だけで良い」と言われ、弁護士の出張費がかかるのも嫌だったので私一人で出頭しました。

金融資産の分配方法は、弁護士の口座で一旦預り、分配する方法で意見が一致しました。私は個人年金の相続人代表となり、それ以外の金融資産である預貯金・株式・出資金は継母側が預かり分配する事となりました。継母側が遺産相続協議書通りに分配するのか心配はありますが、これ以上遺産相続を長引かせる事は出来ないので承諾しました。

残りの資産は二つの不動産がありますが、売出価格で意見に違いがあり次回の調停での話し合いに持ち越される事となりました。

《遺産相続》継母側が損害賠償を要求してきた

定期的に行っている弁護士同士の代理人間協議の中で、不動産売却にあたり私がこれまで住んでいた家からなかなか出て行かなかった事に腹を立てた継母が、私に損害賠償を要求するとの話があったらしいです。私の弁護士ももうこんな代理人間協議はやってられないと思ったのか、次回で代理人間協議を終了させ、以後は調停で話し合う事にすると言い協議から退出しました。

そもそも継母が、遺産分割協議書作成後の手続方法で意見が一致せず、手続きが進行しなかった事が私を長居させる結果となったにも関わらずこんな要求をしてきたので、逆に私が腹立たしさを感じています。

私が住んでいた家を不動産仲介業者が提示した売値を遥かに上回る売出価格で売ろうとする意図がある様で、そんな価格ではいつまで経っても売れなくなってしまう。私は逆に早く売買を済ませたいと思っているので、不動産仲介業者の提示価格で売出したいと私の意志を伝えました。